面接で見られる内容は?
面接官の目的
面接を受けるに際しては、面接官が何を見ようとしているのか、よく理解しておく必要があります。面接とは、書類審査を突破した求職者に対し、社員として雇うのに相応しい人物かどうかを判断する最終チェックの場でもあります。
面接では、大きく分けて次の二つの観点からチェックが行われます。
人間性チェック
一つは、人間性のチェックです。特に“信頼できる人物”かどうかという点は重要です。これをクリアーできない場合は、いくら専門知識や経験があっても採用されることは難しいでしょう。
さらに、仕事に対して積極的に取り組む姿勢や主体的に仕事ができるかどうかという点も重視されます。そして、何事に対してもポジティブに考える姿勢がある人物が好まれます。ですので、面接に際しては出来る限り誠実で積極的な受け答えをするよう心掛けましょう。
会社のニーズチェック
次に、会社のニーズに合致した人物かどうかという観点があります。特に中途採用では、即戦力としても期待されるため、必要とするポストの業務をこなすだけの専門知識や経験があるかどうかも問われます。勿論、前職と同じ業務内容でないことが普通ですが、新しい仕事に適応できそうな人物かどうかがチェクされることになります。
ですので、いくら人間性に優れ、特定の専門知識や経験があったとしても、会社のニーズに合っていなければ採用されることはありません。例えば、会社としては協調性に富んだ明るい事務員が欲しいのに、パソコンのスキルは高いものの人付き合いが苦手な人物であれば、採用されることは難しいでしょう。このように、面接に挑む前に会社のニーズをよく調べておくことが大切です。