模範的な受け答えの問題点
面接で不利に働く
面接では、面接官に良い印象を持ってもらいたくて、無難で模範的な受け答えをしてしまうこともあるでしょう。しかし、そうした行為が、逆に面接で不利に働くこともあります。
というのも、面接官から見て、本音を隠しているように感じられ、その人の本当の姿が見えてこないという問題点があるからです。そのように受け取られてしまうと、やはり最終的には不採用となってしまうことが多いようです。
自分の本当の姿を伝える
では、自分の本当の姿を伝えるにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは、受け答えの中で、その人となりが伝わるような具体的なエピソードを交えることです。エピソードを通して、自分はこんな人間なんだ、ということを伝えるわけです。そして、その際は正直に自分の考えを述べることも良いでしょう。
悪口や批判を言わないこと
ただし、この時に注意しなければならないことがあります。それは、いくら正直に自分の考えを述べると言っても、他人や他社の悪口や批判を言わないことです。こうした状況は、前職の退社理由を聞かれた時に生じます。
しかし、そうした批判を言ってしまうと、この人は自社に入社しても、同じようなことを言うだろうと思われてしまいます。ですので、他者を思いやりつつ、正直で素直な受け答えとなるように工夫して下さい。