履歴書は手書きで書く
履歴書の目的
就職・転職に際しての応募書類としては、履歴書と職務経歴書が必要となり、後はこれにカバーレターをつけることになります。ただし、職場によっては履歴書だけでも良いところもあります。
履歴書の目的は、あなたの人となりを過去の経歴を通して知ってもらうところにあります。では、あなたの人となりを効果的に伝えるには、どんなところに注意する必要があるでしょうか?
履歴書は手書きが原則
まず、履歴書は手書きで書くことが基本となります。それは、良い意味でも悪い意味でも、手書きにはあなたの人となりが現れるからです。丁寧で正確な仕事をするタイプなのか、大雑把でミスの多い仕事をするタイプなのかは、その書体と内容を見れば即座にわかってしまいます。
ですので、履歴書においてはこうしたことを踏まえてできる限り丁寧に書く必要があります。勿論、誤字・脱字が無いよう細心の注意を払うことは言うまでもありません。
筆記具と履歴書用紙について
筆記具としては、万年筆か水性ボールペンを使って、ブラックインクかブルーブラックインクで書くのが一般的です。通常の油性ボールペンを使うとインク溜まりができることも多く、ちょっとラフな感じが出てしまうのであまり適しているとは言えません。
また、書き損じたからといって修正液を使って修正することは避けましょう。こうした失敗を防ぐためには、予め鉛筆で下書きをしておき、それから清書すると良いでしょう。履歴書用の用紙は市販のもので十分ですので、とにかく丁寧に楷書(くずさない書き方)で書くことを心掛けましょう。